初心者の為の撮影テクニック#2 レンズの種類を覚えよう!

初心者の為の撮影テクニック#2 レンズの種類を覚えよう!

さて、『初心者の為の撮影テクニック』の2回です。今回はカメラをこれから始める方、カメラを買ったけどまだ使い方がよくわかからないという方に、レンズの説明と種類、初心者にオススメのレンズをご紹介します!

ズームレンズと単焦点レンズの写真
ズームレンズと単焦点レンズ

レンズってなんだろう?

レンズの図解
レンズは光の通り道であり、コントローラーでもある

皆さんはレンズとはどの様なものなのか知っていますか?

難しく言えば『光を屈折させて発散または収束させるための光学素子』と呼ばれることがありますがよくわかりませんよね。レンズとは簡単に言えば、光の通り道をコントロールすることが出来るガラスの塊と思ってください。写真を撮るにはそのくらいの理解で大丈夫です。

レンズはカメラの中でどのくらい重要?

スバリ2番です!「じゃあ、一番は?」となると思いますが、それは『撮像素子』と言い、フィルムの様にレンズから入ってきた光を画像に変えるセンサーです。レンズが少し悪くても写真が撮れますが、センサーが悪ければ写真にならないかもしれません。

とはいえ、レンズからの光がちゃんとしたものでなければ写りの良い写真にはなりません。しっかりとしたレンズを使えばそれだけ良い写りの写真になるでしょう。

レンズの種類と使い方

レンズの種類は大きく分けて『レンズの作り』と「見える範囲」に分けられます。

まず、レンズの作りの違いで『ズーム』と『単焦点』に分けられ、次に見える範囲の違いで『標準』・『望遠』・『広角』の3つに分けられます。ちなみに『見える範囲』のことを『画角』と言います。

どちらも全く別の分け方なのでごちゃ混ぜにしない様にしてください。

では、それぞれ使い方も含めて説明していきますね。

作りの違いでレンズを分類

レンズの作りの違いは画角を変化させられるかどうかの違いと言えます。『単焦点』は画角が固定されていて、『ズーム』は画角を変化させられます。簡単に言えばズームレンズは1本で複数の単焦点レンズの役割をこなすと考えてもらえればOKです。では、単焦点・ズームそれぞれのメリット、デメリットを下記に書いておきますね。

高画質の「単焦点レンズ」

単焦点レンズ
単焦点レンズは当然ながらズームリングは存在しない

メリット:使用しているレンズの枚数が少ない為、クリアで高画質な画を得られる。

デメリット:画角が固定されている為、撮影者が動いて構図を決めなければならない。

画角を変化できる「ズームレンズ」

ズームレンズ
ズームをするとレンズ全体の長さが変化する

メリット:画角を変化させられるので、撮影者が動かなくてもある程度の構図を決められる。

デメリット:使用しているレンズの枚数が多い為、単焦点に比べ低画質になる。

画角の違いでレンズを分類

画角とは上記でも説明しましたが、見える範囲のことです。画角にはそれぞれの役割があり、メリット・デメリットで言い表せないので、特徴を書いておきます。

人の目に近い「標準レンズ」

いわゆる人の目の見え方に近い画角。そこまで広くなく、狭くもない、望遠と広角の中間のレンズです。このレンズの画角の基準に望遠と広角を決めているので一般的に『標準レンズ』と言います。標準レンズは人が見た範囲に近いので、撮ると違和感を感じさせない写真になります。

遠くのものを拡大する「望遠レンズ」

皆さんがご存知の望遠鏡は遠くのものを近くに引き寄せて写すことができますよね。望遠レンズは望遠鏡の役割と同じでそれをカメラにつけたとイメージしてください。標準レンズよりも望遠側を撮影できるので『望遠レンズ』と言います。

この望遠レンズ、人が近づくことができない場所でも被写体を大きく撮ることができます。野鳥とかスポーツ、コンサートなどで力を発揮します。

景色を広くダイナミックに写す「広角レンズ」

広角とはその名の通り、標準レンズの画角よりも広く写せることを意味します。人の目よりはるかに広い範囲をカバーできるので、広角レンズを使用して撮影した写真がものすごくダイナミックなものになります。

広角レンズは風景や狭い場所で力を発揮します。

↓レンズのより詳しい解説はこちらの記事をチェック!

最初にどのレンズを買えば良いのか?

自分の撮影するイメージに合わせて選ぶのが一番ですが、今まで一眼レフ持っておらず、これから買う予定の人や、買ったけど使い方があまりわからない初心者の人は難しいと思いますので、最初は標準レンズを買うのがいいかなと思います。標準レンズはすべてのレンズの基本になるものですので、標準の画角で撮影に慣れてきてそれから、もう少し遠くを撮りたければ『望遠レンズ』、もっと広く撮りたければ『広角レンズ』をチョイスするのが良いでしょう。

また、単焦点かズームのどちらが良いかですが、迷わずズームを選びましょう。単焦点じゃないと写真が上手くならないという意見もありますが、それはカメラにもっと慣れてからの話です。まずは『標準ズームレンズ』で写真撮影を楽しみましょう。そうすることで撮影の基礎が身につきます。

ちなみに、カメラとレンズがセットになって売っていることがありますが、このセットのレンズは基本的に『標準ズームレンズ』です。これはカメラ会社の標準ズームレンズが最初のレンズとしてふさわしいとの考えからです。

まとめ

メーカーや価格、機能によって様々なレンズがありますが、まずは標準ズームレンズを使ってみてください。そして徐々に慣れてくるとそれだけでは物足りない場合が出てきます。そうなってから他の画角に挑戦してみましょう。本当に不思議なんですが、経験が増えてくるとそれに応じてレンズの数が増えてきます。気がつくと10本以上あることも。そのことを「レンズ沼」と言ったりしますがまたそれは別のお話。

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