素朴なバーの疑問解決します!Part2 〜バーで飲み物を注文した時に気になるアレって何?〜

素朴なバーの疑問解決します!Part2 〜バーで飲み物を注文した時に気になるアレって何?〜

皆さんはバーで飲むときに、「あれっ?これってどうしたらいいの?」って思うことってありますよね?

でも、なんとなく店内の雰囲気や周りを気にして聞けなかった疑問ってありますよね。

そんなモヤモヤを今回の記事で少しでも解消してもらえたら嬉しいです。

ちなみに、今回、ご紹介するバーの疑問は4つあるんですが、どれもバーテンダー時代にNAOがお客から質問されたもので、そのほとんどが注文した後のドリンクの飲み方です。

では、早速参りましょう!

グラスに挿さった2本のストローはどう使えばいいの?

皆さんはカクテルを注文して、グラスに2本のストローが挿さった状態で出されたことってありませんか?

ほとんどはフローズンカクテルやトロピカルカクテルを頼んだときなのですが、そういった経験をした人は結構いるんじゃ無いかなと思います。

お客さんと話していて、勘違いで多かったのは下記の2つ。

  • 2本のストローで同時に飲む為
  • カップルがイチャつく為

まず、「2本で同時に飲む為」ですが、2本のストローを口にくわえている人ってかなりいます。両方のストローで吸うのでカクテルの減る速度が倍速になっているのを良く見かけますね。

次は、「カップルがイチャつく為」。まさかそんな使い方しないでしょうって思う人、いいえ、そう勘違いされる方、意外といます。

これは、2人で2本のストローを一本ずつ分け合うというロマンチックな飲み方ですが、テレビなどのメディアがかなり影響していると思いますね。

どちらもやってはいけない訳ではありませんが、バーテンダーとしてはあまりオススメしていません。

本来、この二つのストローはそれぞれ別々の役目があります。

1本はカクテルを飲むため、もう1本はマドラーやスペアとしてです。

フローズンカクテルやトロピカルカクテルは、ミキサーで氷を細かくしたり、クラッシュアイスを使っているのでストローで飲むと小さい氷が詰まって飲めなくなる場合があります。

そんな時の為にスペアとして1本余分に用意しています。

また、氷が小さく、溶け易くなっているので、均等に混ぜ合わせて味に偏りなく最後まで美味しく飲めるようにマドラー代わりに使ったりします。

マドラーは飲むときはどうするべき?

カクテルに慣れていないのか、マドラーを挿したまま飲むって人も意外といます。マドラーの取っ手が口に行かないように手で止めながら、飲みづらそうにグラスを傾けている人です。

大抵のちゃんとしたバーなら、マドラーを置く為の小皿やナフキンをカクテルと一緒に出してくれますので、カクテルを混ぜ合わせたら、グラスから引き抜いてグラスの脇に置いて下さい。

そもそも、マドラーってどうしてグラスに挿さっているか、皆さんは知っていますか?

それは、もちろんカクテルを混ぜる為なんですが、ほとんどの場合、色合いを楽しんでもらう為に甘さのあるリキュールをグラスに沈めて色を二層にしていたり、フルーツが付いているカクテルに挿してあります。

マドラーを挿して出されたカクテルは、味としては未完成の状態なので混ぜたり、グラスの中でフルーツを潰して味を調整し、その後はグラスから引き抜いて飲んだ方がスマートです。

カクテルについている飾りのフルーツやチェリーなどは食べるもの?

グラスの縁に挿してあるフルーツなどの飾りを皆さんはどうしていますか?

あの飾りのことをガーニッシュと言うのですが、使い方や食べるタイミングはある程度決まっています。

以下、それぞれ見ていきましょう。

レモン・ライムなどの酸味の強い柑橘のフルーツ

基本的に酸味の強いフルーツの場合、それは調味料的な意味でカクテルにつけられます。

ちょっと注文したカクテルに酸味が欲しいな~と言う時に後から絞って味の調整が出来るようになっています。

このようなカクテルにはマドラーがついている事がほとんどです。

オレンジ・グレープフルーツ・その他酸味の強くないフルーツ

酸味の強くないフルーツは味の調整が出来ないし、単純に見栄え良くする為なので、飲むのに邪魔であれば食べてもらって問題ありません。

特にフレッシュフルーツのカクテルはバーテンダーがフルーツから季節感を味わって欲しいという思いからフルーツの一部をそのまま提供している場合もありますので、飲む前に味わってあげましょう。

ミントやバジルなどのハーブ

各種ハーブは大抵、フレッシュ感を出すガーニッシュとしての役目なので、目で楽しんだら、取ってしまいましょう。

モヒートなどのハーブを潰して香りを出すカクテルの場合は、一緒に潰してOKです。

マラスキーノチェリーやオリーブ・パールオニオン・ピクルス

フルーツ以外で味の強いガーニッシュは飾りの他に、つまみとしての役割があります。

先に食べるよりは飲みながら中間で食べると口の中がリフレッシュするので、より美味しくカクテルを楽しめます。

デンファーレのような花やその他食べられないアイテム

食用でないアイテムはただの飾りですので、飲みづらければ取りましょう。

フロートして層になっているカクテルはどう飲むの?

皆さんはグラスにお酒が層になったカクテルを注文したことはありますか?

こういったカクテルのことをフロートやプースカフェと呼びますが、それぞれ飲み方が異なります。

順に見ていきましょう!

フロート・スタイル

2層材料が分かれカクテルのことをフロートと呼びます。

代表的なカクテルはウィスキーフロートやアイリッシュコーヒーです。

フロートは混ぜずに、そのまま飲みます。口の中で徐々に混ざり合うのを楽しむスタイルのカクテルです。

プースカフェ・スタイル

多くの場合は3層に分かれたもので、小さなグラスで出されます。

プースカフェはフロートと同じようにそのまま飲むこともありますが、見た目を楽しんだ後にバーテンダーがシェイクし、ショートカクテルとして飲み易くしてくれる場合もあります。

代表的なカクテルはB52やグラスホッパーです。

プースカフェスタイルの中でも、5層以上に分かれたもののことをレインボースタイルと呼びます。このカクテルは飲み方が少し変わっていて、混ぜないように注意しながらストローを使って一層ごとに味わいます。

まぁ、何言うか、レインボーは作る側も飲む側も色々とめんどくさいカクテルなので、注文する際には店内の混み具合などに気を使ってあげて下さい。

おそらくどこのバーテンダーでも嫌がると思います。(笑)

今回のまとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、カクテルの飲み方についてご紹介しました。

ずっと気になっていたけど、聞けなくてモヤモヤしていた気持ちはすっきりしましたか?

このシリーズは続けていきますので、気になっているものがある人はコメント欄でリクエストしてください!

では!!

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