#22 アレキサンダーのレシピ 〜イギリス王室御用達の味わいだった?〜

#22 アレキサンダーのレシピ 〜イギリス王室御用達の味わいだった?〜

本記事は元バーテンダーが、培った知識や経験を基にお酒の歴史や飲み方、カクテルの作り方などを紹介しています。また、疑問などにも対応していきますので、コメント欄にメッセージを頂けたらと嬉しいです!

今回ご紹介するカクテルはジンやブランデーをベースとした甘くコクの有るデザートカクテル「アレキサンダー」です。

さあ、このアレキサンダーの特徴やレシピ、ピッタリの料理、誕生の由来を紐解いて行きましょう!

アレキサンダーは生クリームをちゃんと混ぜ合わせられるかがポイント

アレキサンダーはグラスホッパーに並ぶデザート系、クリーム系ショートカクテルの代表格です。

クリームを混ぜ合わせるタイプのカクテルは作成難度が高く、他の材料と混ぜ合せづらいクリームをしっかりとシェイクして、空気を含ませてふんわりと仕上げられるかどうかが美味しさのキーポイントになってきます。

味わいの方は、デザート系・クリーム系と言ってもそこまで甘ったるい訳でなく、アルコールのボリュームがしっかりしている為、辛口派の男性でも締めの一杯として楽しめるカクテルです。

では、そんなアレキサンダーのレシピを見てみましょう!

アレキサンダーのレシピ

カクテルデータ

  • カクテルタイプ:ショートカクテル
  • 作成技法:シェイク
  • ベース:ジンまたはブランデー ※1
  • アルコールの強さ:★★★★☆
  • 色合い:ダークブラウン
  • 炭酸の有無:なし
  • 味わい:蒸留酒とカカオリキュール、生クリームのしっかりとしたコクが特徴のデザートカクテル

材料

  • GIN or BRANDY (ジンまたはブランデー)・・・1/2 ※1
  • CREME DE CACAO (クレームドカカオ)・・・1/4
  • FRESH CREAM (生クリーム)・・・1/4
  • NUTMEG (ナツメグ)・・・適量

※1 日本ではブランデーベースがアレキサンダーで、ジンベース版をプリンセスメアリー呼ぶことが一般的。ちなみにアメリカではアレキサンダーはジンベースが主流。

必要な道具

  • カクテルグラス
  • シェーカー
  • バースプーン

作り方の手順

  1. カクテルグラスを冷凍庫で冷却する。
  2. シェイカーにナツメグ以外の材料と氷を入れ、シェイクする。
  3. 冷凍庫で冷やしたカクテルグラスに3を注ぐ。
  4. 最後にナツメグのパウダーを少量振りかけて完成。

上記のレシピの材料を一部変更する事で出来るカクテル

  • プリンセスメアリー:ブランデー → ジン
  • アレクサンダーズ・シスター:クレームドカカオ → クレームドミント
  • バーバラ:ブランデー → ウオッカ
  • パナマ:ブランデー → ホワイトラム
  • グラスホッパー:ブランデー → クレームドミント・グリーン
  • ゴールデンキャディラック:ブランデー → ガリアーノ

元バーテンダーが、美味しくなるちょっとしたコツとか色々教えちゃいます!

バーテンダー時代に学んだ美味しいアレキサンダーを作るためのコツを伝授します!守って欲しいポイントは次の3つ。

  • グラスや蒸留酒(ジンやブランデー)は冷凍しておく。
  • 氷は冷凍庫でしっかり冷却したものを使う。
  • 生クリームを使用している為、シェイクは長めにし、材料がしっかりと混ざるように意識する

アレキサンダーに合う料理は?

アレキサンダーは甘口のデザート系カクテルな為、塩っ辛い物や香りの強いタイプとの相性はあまり良くありません。

このカクテルのコクや甘味、香りを引き立ててくれるフードが良いでしょう。

私のオススメはミックスナッツとドライフルーツの盛り合わせです。どちらもデザートによく使われる食材で、カカオとの相性も抜群です。

イメージするのはチョコレートの中に入ったナッツやレーズンですね。

関連するカクテル

  • プリンセスメアリー
  • アレクサンダーズ・シスター

アレキサンダーは男性名詞なのに女性の名前だった?

さて、皆さん。今回ご紹介中のカクテル:アレキサンダーはどうやって生まれたのか知っていますか?

まず、このカクテルの名前の由来ですが、イギリス国王エドワード7世の王妃アレクサンドラから来ていると言われています。

1863年のエドワード7世(当時は皇太子)がデンマークのアレクサンドラとの結婚式に由来したカクテルとされており、初めはカクテルの名前もアレクサンドラだったがいつの間にかアレキサンダーという男性名詞に変わってしまったのだという話です。

しかしながら、1860年代にクレームドカカオや生クリームと言った、いわゆる特殊な食材は当時あまり一般的でなかった為、結婚式ではなく、1901〜1902年のエドワード7世・アレクサンドラ王妃の戴冠式に献上されたカクテルではないかという説も有るみたいですね。

辛口派の男性・女性諸君!甘口のカクテルと言う事で苦手意識を持たず、チャレンジしてみて欲しい!!スッキリしていて美味しいカクテルですよ。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか?今回はアレキサンダーのレシピを中心にその由来についてご紹介しました。

作るにはちょっとコツが入りますが、材料はシンプルですぐに手に入るものなので自宅でも気軽に作れてしまうカクテルです。バーテンダー以外の方もぜひお家で挑戦してみてください。

めっちゃ美味しいですよ!!

作り方などの疑問・質問はコメント欄によろしくお願いします!ではでは、また次の記事でお会いしましょう!

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