#12 ホワイトレディのレシピ〜その姿は純白のドレスのよう〜

#12 ホワイトレディのレシピ〜その姿は純白のドレスのよう〜

本記事は元バーテンダーが、培った知識や経験を基にお酒の歴史や飲み方、カクテルの作り方などを紹介しています。また、疑問などにも対応していきますので、コメント欄にメッセージを頂けたらと嬉しいです!では参りましょう!

今回ご紹介するカクテルはジュニパーベリーとレモン、ホワイトキュラソーの爽やかな香りのショートカクテル『ホワイトレディ』。ドライジンをベースにしたショートカクテルの一つで、サイドカーの変形カクテルになります。

このホワイトレディのレシピからピッタリの料理、誕生の由来を紐解いていきます!

ホワイトレディはジンのジュニパーベリーの香りとレモンの酸味が特徴のカクテル

ジュニパーベリーは大きさ・形はブルーベリーに似ているハーブ

ドライジンという、ジンの中でも辛口で、カクテルに多用される蒸留酒をベースにするこのカクテルは、ジンの特徴でもあるジュニパーベリーやオレンジピール、各種ハーブの香りとレモンの酸味、ホワイトキュラソーの甘みがバランスよくマッチした一杯です。

では、そんなホワイトレディのレシピを見てみましょう!

ホワイトレディのレシピ

ホワイトレディのイメージは花嫁

カクテルデータ

  • カクテルタイプ:ショートカクテル
  • 作成技法:シェイク
  • ベース:ドライジン
  • アルコールの強さ:★★★★☆
  • 色合い:白色
  • 炭酸の有無:無し
  • 味わい:爽やかな香りと甘さと酸味のバランスの良いカクテル。

材料

  • DRY GIN (ドライジン)・・・2/4
  • WHITE CURACAO (ホワイトキュラソー)・・・1/4 ※1
  • LEMON JUICE (レモンジュース)・・・1/4
  • ICE (氷)・・・適量

※1 ホワイトキュラソーの記載がが「コアントロー」や「トリプルセック」になっているレシピもありますが、どちらもホワイトキュラソーの商品名の一つです。特にコアントローはホワイトキュラソーの中でもバーテンダーがもっとも好むアイテムの一つです。

必要な道具

  • カクテルグラス
  • シェイカー

作り方の手順

  1. カクテルグラスを冷蔵庫で冷やしておく。
  2. シェイカーを用意し、材料と氷を入れ、しっかりシェイクする。
  3. (3)を(2)のグラスに注ぎ、完成。

上記のレシピの材料を一部変更する事で出来るカクテル

元バーテンダーが、美味しくなるちょっとしたコツとか色々教えちゃいます!

バーテンダー時代に学んだ美味しいホワイトレディを作るためのコツを伝授します!守って欲しいポイントは次の3つ。

  • カクテルグラスは冷蔵庫もしくは冷凍庫で冷却する。
  • シェイクに使う氷は冷凍庫で一度締めた乾いたものを使う。
  • シェイクする材料は可能な限り冷やす。

ホワイトレディに合う料理は?

ニシンの酢漬け

ホワイトレディはドライジンベースのカクテルなので、ジンの生産地であるイギリスの食べ物と相性が良いでしょう。また、アルコールのボリュームもあるので、濃いめの味付けだとバランスが取れます。

私のオススメはイギリスの魚料理、ニシンの酢漬けです。この料理は酢を使った保存食です。味付けは酢と砂糖、アクセントにレモンやジュニパーベリーなどのハーブを使うものもあります。

レモンとジュニパーベリーの爽やかな風味がある甘酸っぱいニシンとホワイトレディとの組み合わせは最高ではないでしょうか。

フィッシュ&チップス

酢が苦手という方は、イギリスの国民食で日本のパブでも馴染み深いフィッシュ&チップスがおすすめです。キンキンに冷えた爽やかな香りのホワイトレディが口の中のオイリーさをさっぱりと洗い流してくれます。私はHUBの様なイギリス系パブに行くと必ず注文します。

関連するカクテル

ホワイトレディは誕生当時、ミントの香りがした?

さて、今回ご紹介のショートカクテル「ホワイトレディ」ですが、誕生の由来がいくつかあるので、それをご紹介します。

まず一つ目の説ですが、こちらは、ホワイトレディは1919年に、イギリス・ロンドンにある「シローズ・クラブ」のバーテンダー、ハリー・マッケンホルン氏が考案したと言われているものです。

当時、ホワイトレディのレシピは現在と少し異なっていて、ベースであるドライジンの代わりにペパーミントリキュールが使われていました。その後、ハリー氏がロンドンからパリに移り、ハリーズ・ニューヨーク・バーを開いた際にベースをドライジンに変え、その後、世界中で広く愛飲されるようになったそうです。

ミントの香りのホワイトレディってどうだろう?

ペパーミント版のレシピを見ると、かなり甘口の処方なので、今のホワイトレディのようなアペリティフとしてではなく、食後に口直しに飲むようなカクテルだったのではないかなと思いました。

もう一つの説は、1920年にイギリス・ロンドンのサヴォイホテルのバーテンダーハリー・クラドック氏が考案したと言われています。

また、上記の説の他に、誕生の由来はいくつかあって、ウェディングドレスに白色を初めて用いたヴィクトリア女王に因んでホワイトレディと名付けたとか、モッコウバラのホワイトレディバンクスいう花に因むとか色々あるようです。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか?今回はホワイトレディのレシピを中心にその由来についてご紹介しました。

色々な由来がありますが、中でもホワイトレディのベースがドライジンでは無く、ペパーミントリキュールだったと言うのは驚きだったのではないでしょうか。今度、ペパーミントバージョンのホワイトレディを作って、記事にしてみたいと思います!

ホワイトレディの作り方などの疑問・質問はコメント欄によろしくお願いします!ではでは、また次の記事でお会いしましょう!

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