#18 ギムレットのレシピ 〜飲み過ぎ防止にこのカクテルはどうなの??〜

#18 ギムレットのレシピ 〜飲み過ぎ防止にこのカクテルはどうなの??〜

本記事は元バーテンダーが、培った知識や経験を基にお酒の歴史や飲み方、カクテルの作り方などを紹介しています。また、疑問などにも対応していきますので、コメント欄にメッセージを頂けたらと嬉しいです!

今回ご紹介するカクテルは小説のセリフでも有名なショートカクテル「ギムレット」。使い材料はジンライムとにてシンプルですが、美味しく作るのにコツのいるカクテルです。

さあ、このギムレットの特徴やレシピ、ピッタリの料理、誕生の由来を紐解いて行きましょう!

ギムレットとジンライムは双子のカクテル

ギムレットはジンとライムジュースをシェイクしたもので、ジンライムは氷を入れてステアしますが、どちらも材料はほとんど同じで、とてもシンプルなものです。

参考ジンライムについての詳しいことは下の記事を読んでみてください!ジンライムは船の上の病気を治すための薬だったみたいですよ

以前も何度か他のカクテルを紹介するときに書きましたが、シンプルなレシピほど美味しく作るのは難しいものです。選択肢が限られている分、使う材料の良し悪しや作り手のテクニックが味にダイレクトに影響します。

なので、自分がどんな感じのギムレットを作りたいのかイメージを膨らませると良いでしょう。

そうは言ってもカクテルを作り慣れていない人には難しいと思いますので、具体的に言えば、どんな香りのジンを使うのか、ライムジュースは手絞りのフレッシュなのか、それともボトルで販売されている甘く味付けされたコーディアルライムなのか組み合わせを選ぶと言う事です。

では、そんな個人の考えがダイレクトに味になるギムレットのレシピを見てみましょう!

ギムレットのレシピ

カクテルデータ

  • カクテルタイプ:ショートカクテル
  • 作成技法:シェイク
  • ベース:ジン
  • アルコールの強さ:★★★★☆
  • 色合い:白・薄緑
  • 炭酸の有無:なし
  • 味わい:ジンの爽やかな香りとライムのキレのある酸味がリフレッシュされてくれる一杯

材料

  • DRY GIN (ドライジン)・・・45ml
  • LIME JUICE(ライムジュース)・・・適量 ※1
  • ICE (アイス)・・・適量

※1 ライムジュースはスタンダードレシピだと甘口のコーディアルライムを使用しますが、好みに合わせてフレッシュライムジュースでも0K!お店によってはコーディアルとフレッシュを合わせることもあります。なお、フレッシュライムジュースのみを使用する場合はガムシロップを5ml加えると味がバランスします。

必要な道具

  • カクテルグラス
  • バースプーン
  • シェイカー

作り方の手順

  1. カクテルグラスを冷蔵庫で冷やしておく。
  2. シェイカーを用意し、材料と氷を入れ、しっかりシェイクする。
  3. (3)を(2)のグラスに注ぎ、完成。

上記のレシピの材料を一部変更する事で出来るカクテル

  • スレッジハンマー:ドライジン → ウオッカ

元バーテンダーが、美味しくなるちょっとしたコツとか色々教えちゃいます!

バーテンダー時代に学んだ美味しいギムレットを作るためのコツを伝授します!守って欲しいポイントは次の3つ。

  • カクテルグラスは冷蔵庫もしくは冷凍庫で冷却する。
  • シェイクに使う氷は冷凍庫で一度締めた乾いたものを使う。
  • シェイクする材料は可能な限り冷やす。

ギムレットに合う料理は?

ギムレットはジンライムと同じタイプのドライでさっぱりとした味わいのリンクなので、オイリーで味がしっかりとした料理と合います。

ベースであるジンがイギリスで誕生したので、料理もイギリス発祥のものが良いでしょう。

私のオススメは、マッシュポテトと牛肉で作るイギリス発祥のミートパイ「シェパーズパイ」です。パイに包まれたトロッとしたマッシュポテトと旨味のある牛肉が止まらない美味しさです。

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ギムレットは船乗りの健康飲料だった?

さて、今回ご紹介のギムレットはジンライムが飲まれるようになった1795年頃から約100年後の1890年頃にイギリスで誕生したと言われています。

考案者はイギリス海軍の軍医であったギムレット卿で、船内で将校に配給されていたジンを将校が飲み過ぎるため健康の為に同じく配給されていたライムを絞って飲むように勧めたのが始まりとされています。

ちなみに、ジンは将校用の配給酒で一般船員はラムが配給されていたそうですよ!

ギムレットとジンライムどちらも同じ材料・環境で生まれましたが、両者が生まれたきっかけは全く違うものでした。

ギムレットは飲み過ぎ防止の為なので健康ドリンク、そしてジンライムはビタミン不足から発症する壊血病予防の為の薬という感じですね。

そんな経緯を頭に思い浮かべながら作ったら、ギムレットもジンライムも今あるスタンダードなものとは少し違った感じに作れるのではないでしょうか?

例えば、飲み過ぎ防止のギムレットはライムジュースを多めにしたり、薬としての役割があったジンライムはライムの皮をしっかりと潰して苦味を出したら、本来のイメージで飲むことができるのではないかなと思います。

当時の味を想像して作るのも楽しいですよ!

薬とか健康ドリンクといった役割で考えるとジントニックも同じ仲間といっていいかもね!

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか?今回はギムレットのレシピを中心にその由来についてご紹介しました。

ギムレットと言えばアルコールが強いカクテルなので、元は飲み過ぎ防止の為に作られたと言うのは受け入れがたい所があります。まぁ、昔の人はギムレットも薄く感じるくらい濃いアルコールを飲んでたって事なんでしょうね。

いや〜、昔の人はすごい・・・

作り方などの疑問・質問はコメント欄によろしくお願いします!ではでは、また次の記事でお会いしましょう!

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