本記事は元バーテンダーが、培った知識や経験を基にお酒の歴史や飲み方、カクテルの作り方などを紹介しています。また、疑問などにも対応していきますので、コメント欄にメッセージを頂けたらと嬉しいです!
今回ご紹介するのはブランデーとアマレットを使った華やかな香りが特徴のロックスタイルのカクテル「フレンチコネクション」。
フレンチコネクションは誰でも簡単にプロの味
このカクテルは2種類の材料を混ぜるだけで出来てしまう非常にシンプルなカクテルです。2つの材料の比率を間違えなければ誰でもプロの味を楽しむことが出来ます。
さらにグラスや氷にこだわれば、一流バーのクオリティを簡単に出すことができるカクテルです。
では、そんなのレシピを見てみましょう!
フレンチコネクションのレシピ

カクテルデータ
- カクテルタイプ:ロングカクテル
- 作成技法:ビルド
- ベース:ブランデー
- アルコールの強さ:★★★★☆
- 色合い:ブラウン
- 炭酸の有無:なし
- 味わい:ブランデーとアマレットの華やかな香り、まったりとした甘さが特徴
材料
- BRANDY (ブランデー)・・・45ml
- AMARETTO(アマレット)・・・15ml
必要な道具
- ロックグラス
- バースプーン
作り方の手順
- グラスに氷を入れる
- ブランデーとアマレットを注ぎ、ビルドして完成
元バーテンダーが、美味しくなるちょっとしたコツとか色々教えちゃいます!
バーテンダー時代に学んだ美味しいジンライムを作るためのコツを伝授します!守って欲しいポイントは次の1つ。
- 使う材料は日光、高温多湿な場所を避けた、保管状況の良い物を使用する
- 氷はできるだけ透き通ったものを使用する
関連するカクテル
- ゴッドファーザー
- ゴッドマザー
- ラスティネイル
フレンチコネクションは映画のタイトルだった

今回、ご紹介のカクテル「フレンチコネクション」ですが、映画「フレンチコネクション」に由来するのはご存知でしょうか?
1971年に公開された映画「フレンチコネクション」にちなんで命名されたそうです。
どうして、この映画にちなんだのか色々と調べてみましたが、よくわかりませんでした。色々と情報を見てみても映画にちなんだカクテルと言うことのみでその理由は書いてありませんでした。
映画「フレンチコネクション」と言う映画は、実際に起こった1961年のフランスからアメリカへの麻薬密輸事件がモデルとなっており、タイトルのフレンチコネクションはトルコからフランスを経由してアメリカに流れていた麻薬の密売ルートや組織のことを言うそうです。
映画とカクテルの繋がりがあるとすれば「フランス」や「裏組織」と言うキーワードでしょう。
というわけで、いつもの私のテキトーな想像になってしまいますが、フレンチコネクションと命名された由来は次のようなことからだと思います。
よく、カクテル「フレンチコネクション」は「ゴッドファーザー」と言うカクテルの変形と言われますが、このカクテルの由来となった映画「ゴッドファーザー」はイタリアン(シシリアン)マフィアの様相を題材にしたもので、これは映画「フレンチコネクション」と裏社会と言うキーワードで繋がっていると考えられます。
そういったことから、カクテルもゴッドファーザーのレシピをベースにしたのではないでしょうか。
また、映画はフランスが舞台ということで、ゴッドファーザーのレシピのウィスキーをフランスを代表する蒸留酒であるブランデーに変えたのではないかと思います。
実際に起こった事件ではフレンチコネクション解体にイタリアも協力していたことから、フランスとイタリアにちなんだ材料を使用したとも考えられなくもないですが、この事件の解決にはアメリカなど他の国も協力しているのでその線は薄いと思います。
カクテルの話には「らしい・・・」が多すぎると思いませんか?
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか?今回はフレンチコネクションのレシピを中心にそのスタイルについてご紹介しました。
発祥や由来についてはしっかりとしたことがわからなかったので、判明次第ご紹介したいと思います。
作り方などの疑問・質問はコメント欄によろしくお願いします!ではでは、また次の記事でお会いしましょう!