本記事は元バーテンダーが、培った知識や経験を基にお酒の歴史や飲み方、カクテルの作り方などを紹介しています。また、疑問などにも対応していきますので、コメント欄にメッセージを頂けたらと嬉しいです!
今回ご紹介するのはウオッカとトマトジュースを使ったロングドリンクの「ブラッディメアリー」です。
ブラッディメアリーはスープのようなカクテル
ブラッディメアリーの基本的なレシピはちゃんとありますが(下記参照)、そこに好みに応じて、塩・コショウ・ウスターソース・タバスコなどの調味料入れて仕上げるバリエーションの幅がとても広いカクテルです。
では、そんなのレシピを見てみましょう!
ブラッディメアリーのレシピ

カクテルデータ
- カクテルタイプ:ロングカクテル
- 作成技法:ビルド
- ベース:ウオッカ
- アルコールの強さ:★★☆☆☆
- 色合い:レッド
- 炭酸の有無:なし
- 味わい:トマトとレモンの爽やかな酸味が特徴
材料
- VODKA (ウオッカ)・・・45ml
- TOMATO JUICE (トマトジュース)・・・適量
- FRESH LEMON (フレッシュレモン)・・・1/8
必要な道具
- タンブラー
- バースプーン
- ペティーナイフ
- まな板
作り方の手順
- レモンを1/8にカットする。この時、レモンの房と平行になるようカットする向きに注意する。また、グラスに挿せるように切り込みを入れておく。
- タンブラーに氷を入れられるだけ入れ、バースプーンでステアをしてグラスをよく冷やし、溶けた水を捨てる。
- ウオッカ、トマトジュースを注ぎ、混ぜ合わせる。
- 氷が少なければ足し(目安は7~8分目くらい)、1のレモンをグラスの縁に挿し、マドラーを挿して完成。
元バーテンダーが、美味しくなるちょっとしたコツとか色々教えちゃいます!
バーテンダー時代に学んだ美味しいブラッディメアリーを作るためのコツを伝授します!守って欲しいポイントは次の1つ。
- トマトジュースはなるべく濃いタイプのものを使用する。
関連するカクテル
- ブラッディ・サム
- ストローハット
- レッドアイ
- デニッシュ・マリー
- バノックバーン
- バージンメアリー
- ブラッディ・シーザー
トマトの赤は血の色?

今回、ご紹介のカクテル「ブラッディ・メアリー」は、誕生した年代は定かではないですが、16世紀のイングランド女王、メアリー1世の異名にちなんでいることはわかっています。
このメアリー1世ですが、即位後に300人にも及ぶプロテスタントを処刑した為、「血にまみれたメアリー」と呼ばれていました。
カクテル「ブラッディメアリー」の赤色はその血をイメージした非常に恐ろしいものだったんですね。
実はこのブラッディメアリー、とてもバリエーションが多いカクテルとしても知られています。冒頭でも書きましたが、ブラッディメアリー1つとっても調味料の種類や分量により数多くのバリエーションがあります。
それだけでなく、ベースチェンジでさらに多くの味を楽しむことが出来る数少ないカクテルです。皆さんも自分好みに味を追求してみてはいかがですか?
血まみれと言うと何ともおどろおどろしいですが、味はとても美味しいカクテルです!
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか?今回はブラッディメアリーのレシピを中心にその由来についてご紹介しました。
誕生した年代、経緯については今回ちょっとわからなかったので、わかり次第ご紹介したいと思います。
作り方などの疑問・質問はコメント欄によろしくお願いします!ではでは、また次の記事でお会いしましょう!